ページを引っ越しました!(2019/05/21~)

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ヨーガセラピー(ヨーガ療法)とは


ヨーガセラピーとは、インドの伝統的なヨーガ(ラージャヨーガ)を科学的な研究をもとに応用したやさしいヨーガです。柔軟性やポーズのきれいさにはこだわらず、今ここに生じてくるココロとカラダの感覚を意識することを目的としていますので、どなたにも、何歳からでも、行っていただけます。

 

身体機能の回復・強化を図るだけでなく、心の落ち着きや睡眠など、精神的な健康を向上させる方法としても効果のある健康法です。生活習慣の改善や病気の予防、心の安定による人間関係の改善など日常生活にも応用ができます。

 

最近では、ストレス性の疾患、生活習慣病、介護予防やこころの病にも有効であるとする研究報告や、現代医療的治療の補助療法としての効果が期待できるとする研究も増えてきました。

「今ここ」のカラダや呼吸を感じ取る


ストレスの軽減

ヨーガセラピーは、「今ここ」に生じてくる身体や呼吸の感覚を感じ取りながら、体操や呼吸法を行います。次第に身体の緊張が緩み、休まる感覚が回復してきて、心に落ち着きが生じてきます。リラックス効果がありますので、不安や抑うつ、疲労感や痛みが軽減したり、睡眠の質が改善したりします。

日々の暮らしにヨーガを活かす

ヨーガ療法を繰り返し行うと、自分を意識する習慣が身についてきます。日常でも、心身の変化に対する感覚が高まりますので、不調に早く気づいて対処したり、悪化を予防したりと自分の健康を管理する力が身につきます。

また、身体や呼吸をはじめ、さらに深いところにある感情や思考に対する気づきも良くなり、客観的に自分を捉える力も身についてきます。更に続けていくと、自分の感情や思考にも振り回されにくくなりますので、ストレスの多い場面でも落ち着いて対処できたり、こだわりや偏った考え方に気づくことで、人付き合いが楽になったりするなど、暮らしが少しづつ健やかになっていくことでしょう。

カラダ・呼吸・ココロに働きかける4つの方法


その日の体調や気分に合わせて、4つの技法を組み合わせ、その人の持てる力の範囲で、その人のペースで行います。柔軟性やポーズの完成度にはこだわらず、心身の感覚を意識することを目的としていますので、どなたでも、何歳になっても行うことができます。

 

また、身体や呼吸を意識すると、脳の深部領域が活性化して自律神経が安定したり、ストレスホルモンが減少することが、最近の研究で分かってきました。

1. 体操

簡単な動きのものから、筋肉・関節を強化するアイソメトリック(等尺)運動まで、様々な技法があります。椅子に座って行うこともできますので、体力に自信のない方でも安心して行えます。

2. 呼吸法

気分を活性化、または鎮静化する呼吸法など、目的に合わせたものをプログラムに取り入れます。自律神経のバランスが整い、感情のコントロールがしやすくなります。

3. リラクゼーション法

意識的に身体の緊張を緩めていく方法です。心が落ち着いたり、頭がスッキリとするなどの効果があります。

4. 瞑想法

「今ここ」に集中する瞑想や日常生活を振り返る瞑想を行います。集中力が高まり、自分への理解も深まります。

活動分野


医療・福祉の現場でも

医療施設、高齢者介護・障がい者施設で、各種ケアや補完代替療法として取り入れられています。(緩和ケア、セルフケア、機能訓練、リワーク・プログラムなど)

 

企業でも

福利厚生の活動や社員研修で、ストレスマネージメント、生活習慣病予防、健康促進プログラムとして活用されています。

 

教育現場でも

身体機能、集中力や心の安定を向上させる方法として、またレクリエーションとしても取り入れられています。

 

スポーツの分野でも

アスリートのメンタルトレーニングとして取り入れられています。

 

子育ての場でも

マタニティ・ヨーガ、親子ヨーガなど家族の絆を深めながら、妊娠や育児のサポートケアをしています。

 

健康増進方法として

全国各地の地域活動、ジムやカルチャースクールでの介護予防、体力づくりの方法として親しまれています。

 

その他、国内外の被災者支援活動から個人向けの指導まで行っています。